サッシ廻りからの雨漏り
サッシ廻りからの雨漏りは事例が一番多い現象です。
サッシと躯体の間にシーリングがあり、切れるとその取り合いから雨が入ってきます。
ですが、外部に面しているサッシ自体には、サッシ自体に入った水をサッシ下で抜く、
水抜き穴があります。
まれに、大規模工事後などに雨漏りが発生した場合は、
この水抜き穴をつぶしてしまい、雨の逃げ場がなくなり、
室内に逃げていき、雨漏りします。
これを防ぐには、①現場管理者の事前確認 ②シーリング職人の確認
です。たいていの場合は①②で確認され、つぶされるのを防ぐことができますが、
現場管理者の経験不足、シーリング職人の経験不足、
が合わさる雨漏り原因となることがあります。
なんでも埋めれば良いものではない!
この写真のように、サッシの水抜き穴を活かして、
ふさがないようにしましょう!
まれに、バルコニーの壁にあるオーバーフローの穴も
ふさがれている場合があるので、要注意です。